ナードアロマテラピー協会主催のボドゥー氏の講演会。年に一度のベルギーからの来日講演、今年で19回目でした。いつもは大阪講演に参加しますが、全国のアロマセラピスト・トレーナーの勉強会も続くため、今回は東京の日程に参加。母に子どもを預けてはじめて2泊も家をあけました。良い子でいてくれたようでホッ。
1日目、感情が肉体に与える影響を癒すアロマテラピー と題してヒポクラテスの4つの体質を基本としてのお話がありました。
こちらは数年前にも同様のテーマで講演を聞きましたが、今回は初めての方にもよりわかりやすい内容だったかと思います。ハーモニーでもアロマ講座 アドバイザーコースでは皆様にもご紹介していますが、今回の話をもとにまたわかりやすくお伝えしていきますね、お楽しみに。
昔はやや黒胆質、リンパ質よりであった私。アロマをはじめホリスティック療法を志してからどんどん多血質、胆汁質のバランスもとれてきて結構、均等に近い各体質の%の比率を占める結果となってきていています。
多分4体液体質分類をご存じない方はなんのこっちゃ?でしょうけれど、体質は人が何をしているか、どのような反応を見せるのか、社会環境でどのような行動をとるのかなどその時々の状態、心理面など表現するものといいます。人はたいていどれかの体質に偏りがちにはなりますが、どれも本来は持ち合わせてはいます。どの体質がよいとかいうことでなく、バランスなのです。体質診断などは様々な療法でももちいますが、このヒポクラテスの4体液論は比較的簡単で単純ですが、アロマの精油選択などにとても有効です。私は人とのコミニュケーションのスムーズさに活用する上で、NLPを学んだ時には、すご~い衝撃があり、とても腑に落ちましたし、すごくお客様とのコンサルテーションで話すのも楽しくなりましたが、はじめてこのヒポクラテスの体質診断を学んだ時には、ふ~ん程度でした。でもアロマの精油選択という意味では、この体質は複雑に細かく分けない分、直感的なアロマの精油選択がより体質に合わせてできるので、アロマの効果をさらにあげているのを実感します。
人は環境や場を整えることで、考え方、状態、体質を変えることができます。体質からアロマを選ぶこともありますし、アロマで環境を整えて、状態を改善していく、体質を変えていくことも可能だとつくづく思います。
どんな状態に身を置くか、どんな心で迎えるか、とても大事ということ。私達は宇宙、自然に身をおいている素晴らしい存在だから。そんな日々のあり方、個人のあり方まで体質診断から考える今日このごろでした。
自然療法サロン&スクール ハーモニー ナードアロマテラピー協会認定校